XM(エックスエム)の口座タイプ(種類)を調べました。
このページではXM(エックスエム)の口座タイプ(種類)について説明しています。
XM(エックスエム)では口座タイプ(種類)によって、取引きコストやボーナスの有無が変わってきます。
その辺りを詳細に説明しましたので最後までご覧下さい。
XM(エックスエム)の口座タイプは全部で3種類
XM(エックスエム)ではスタンダード口座・マイクロ口座・XM Zero口座、3種類の口座タイプから選択が可能です。
項目 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | XM Zero口座 |
---|---|---|---|
ボーナス |
口座開設ボーナス |
口座開設ボーナス | |
平均スプレッド | 1.6〜1.7pips | 0.1〜0.2pips | |
取引手数料 | 無料 | 1000円(1ロット) | |
最大レバレッジ | 888倍 | 500倍 | |
取引単位(1ロット) | 1000通貨 | 100000通貨 | |
最小取引単位 | 10通貨 | 1000通貨 |
こちらの表を見ると分かりますが、スタンダード口座とマイクロ口座はロットの数え方が違うだけで他は全て同じになります。
そして、XM Zero口座だけが他2タイプとは全く違うという事が分かると思います。
この辺りを中心に各口座タイプの違いを説明していきます。
XM Zero口座はボーナスが1種類しかもらえない
まず初めにボーナスの違いを説明します。
スタンダード口座とマイクロ口座は、口座開設ボーナス(3000円)、入金ボーナス(最大50万円)、ロイヤルティポイントボーナス(取引量に応じて貰える)、全てのボーナスが受け取れますが、XM Zero口座は口座開設ボーナス3000円しか貰う事ができません。
ボーナス種類 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | XM Zero口座 |
---|---|---|---|
口座開設ボーナス | 〇 | ||
入金ボーナス | 〇 | × | |
ロイヤルティポイントボーナス | 〇 | × |
何故XM Zero口座だけが1つしかボーナスを貰えないのかは、この後説明する取引コストが関わってきます。
先に少しだけお話ししますと、XM Zero口座は他の2タイプと比べて取引コストが小さいんですね。
取引コストが小さいのでバランスを取る為にボーナスに差をつけているのだと思われます。
入金ボーナスに関しては貰える上限があるのでいつかは全口座タイプ条件が一緒になりますが、ロイヤルティポイントボーナスは取引コストにもろに関わってくるので次に項目で説明します。
XM Zero口座はスプレッドが極小で取引手数料が掛かる
スプレッドが極小で取引手数料が掛かると言われるとお得なのかお得じゃないのかイマイチ分かり辛いかもしれませんが、取引手数料を考えてもXM Zero口座の取引コストは他の2タイプよりもかなり小さくなります。
単純にスプレッドだけで比較するとこうなります。
スプレッドのみの比較(USD/JPY)
通貨ペア | マイクロ口座 | スタンダード口座 | XM Zero口座 |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.5pips〜1.8pips | 0.0pips〜0.2pips |
次はXM Zero口座に1000円分(1.0pips)の手数料を上乗せしての比較です。
手数料込みの比較(USD/JPY)
通貨ペア | マイクロ口座 | スタンダード口座 | XM Zero口座 |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.5pips〜1.8pips | 1.0pips〜1.2pips |
このようにXM Zero口座の方が0.5〜0.8pips程取引コストが小さくなります。
しかしながらXM(エックスエム)では、ここに先程少しお話ししたロイヤルティポイントボーナスが大きく関わってきます。
ロイヤルティポイントボーナスの細かい説明はロイヤルティポイントボーナスについてをご覧頂きたいのですが、トレード量に応じてもらえるボーナスなのでこれを加えて実質スプレッドとして考える事ができます。
例えばロイヤルティーステータスが最高ランクのELITEだとします。
ELITEの場合1ロットの取引で20XMP貰えますが、20XMPpips換算すると約0.7pipsになりますので、これをスタンダード・マイクロ口座のスプレッドから引く事で実質スプレッドが計算できます。
ロイヤルティポイントボーナス込みの比較(USD/JPY)
通貨ペア | マイクロ口座 | スタンダード口座 | XM Zero口座 |
---|---|---|---|
USD/JPY | 0.8pips〜1.2pips | 1.0pips〜1.1pips |
ロイヤルティポイントボーナスを加えるとこのようにスタンダード・マイクロ口座の方が取引コストが小さくなります。
ただ、残念ながらドル円の場合はこのようになりますが、ユーロ円やポンド円などの元々スプレッドが大きめの通貨ペアの場合はロイヤルティポイントボーナスを差し引いてもXM Zero口座の方が取引コストが小さくなります。
このように取引コストが逆転するのはドル円やユーロドルなどの低スプレッド通貨ペアのみになります。
ですのでご自分の使用する通貨ペアだとどうなるのか?更に入金ボーナスを受け取る場合と受け取れない場合の比較をしてご自分の環境に合った口座タイプを選択して下さいね。
XM Zero口座だけが最大レバレッジが500倍
スタンダード口座とマイクロ口座は最大レバレッジが888倍ですが、XM Zero口座は500倍と少し小さくなります。
これも恐らく取引コストによる有利性をを縮める為かと思われますが、実はXMでは口座内の有効証拠金によって段階的にレバレッジが引き下げられるルールが存在します。
- 有効証拠金が200万円を超えると200倍
- 有効証拠金が1000万円を超えると100倍
このレバレッジ規制(制限)のタイミングは全口座タイプ共通になります。
有効証拠金 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | XM Zero口座 |
---|---|---|---|
〜200万円 | 888倍 | 500倍 | |
200万円〜1000万円 | 200倍 | ||
1000万円〜 | 100倍 |
このようになりますのでスタンダード口座・マイクロ口座の最大レバレッジの優位性は有効証拠金200万以下の場合だけとなります。
マイクロ口座だけロット(取引単位)の呼び方が違う
スタンダード口座とXM Zero口座は1ロットが100000通貨になりますが、マイクロ口座は1ロットが1000通貨になります。
ロット数 | マイクロ口座 | スタンダード口座 | XM Zero口座 |
---|---|---|---|
0.01ロット | 10通貨 | 1000通貨 | |
0.1ロット | 100通貨 | 10000通貨 | |
1ロット | 1000通貨 | 100000通貨 | |
10ロット | 10000通貨 | 1000000通貨 | |
100ロット | 100000通貨 | 10000000通貨 |
これをしっかり覚えておかないと注文時に意図しないロットで注文してしまう可能性があるので気を付けて下さいね。
また、日本のFX会社には10000通貨を1ロットと呼ぶところもありますので注意して下さい。
XM(エックスエム)の口座タイプまとめ
XM(エックスエム)の口座タイプの違い分かりましたでしょうか?
それ程難しくはないと思いますが、取引コストの部分だけ若干ややこしいので時間をかけてしっかり覚えて下さい。
使用する通貨ペアによってどの口座タイプが取引コストで有利になるのか変わって来ます。
また、入金ボーナスの有無も口座タイプ選びには非常に重要になってくるのでトータルでどれが自分に取ってお得なのかを考えてみて下さい。
恐らく一番賢い方法は、まず全てのボーナスが貰えるスタンダード・マイクロ口座で開始して、ボーナスを活用しながら口座資金を増やしていく。
そして十分な資金になったら自分の使用している通貨ペア次第で取引コストの小さいXM Zero口座へ移動する。
これが一番良いと思います。
特に少ない資金で始められる方は入金ボーナスがあるのとないのとでは全然違いますからね。
参考までにXMでは口座を8つまで作る事ができます。
もしどの口座タイプを使用したら良いか分からない場合は、スタンダード口座を選べば間違いないと思います。(10通貨単位・100通貨単位で取引したい場合はマイクロ口座)
もし間違ってたら簡単に追加口座を作れますから。
それではこの辺りでXMの口座タイプ(種類)の説明を終わりたいと思います。
最後まで閲覧頂きありがとうございました。